住宅の気密性の必要性
![断熱材が付いた家の夏と冬のイメージ](https://hyasweb.com/images/store/article_content/resize_1360x/4fe449dacebd53f11ff28dd9fd86c5aa.webp)
室内の温度を快適に保つため
気密性が高い家は隙間が少ないため、冷暖房で調整した室内の温度を維持しやすくなります。住宅の断熱性能を最大限に活用できるので、光熱費の節約にもつながります。冷暖房を付けている部屋とそうでない部屋の温度差も少なく、ヒートショックなどのリスクも軽減できます。
一方で、隙間が多く気密性が低い家は室内の熱が逃げるだけでなく室外の空気が入り込むため、室内の温度を一定に保つことが難しいです。冷暖房効率が悪くなるので、光熱費がかさむ可能性があります。
一方で、隙間が多く気密性が低い家は室内の熱が逃げるだけでなく室外の空気が入り込むため、室内の温度を一定に保つことが難しいです。冷暖房効率が悪くなるので、光熱費がかさむ可能性があります。
計画的に換気をするため
気密性が低いと不規則な空気が流れ込み、換気を邪魔することがあります。24時間換気システムがあっても換気経路が乱れて必要な換気ができず、換気ができている部分とそうでない部分が生まれます。換気ができていない部分には二酸化炭素や臭いが溜まり、室内環境が悪化することも考えられます。
また、気密性が低いと様々な隙間から花粉や汚染物質が入り込みやすいです。花粉やPM2.5の対策をしていても、知らず知らずのうちに侵入しやすい環境を作ってしまうのです。
気密性が高いと意図的に窓やドアを開けない限りは、空気や湿気は動きません。計画的に換気経路を作りやすく、住宅内を均一に換気できます。換気システムにフィルターを設置すれば花粉や汚染物質の侵入を防ぎながら、室内の空気を入れ替えることが可能です。
また、気密性が低いと様々な隙間から花粉や汚染物質が入り込みやすいです。花粉やPM2.5の対策をしていても、知らず知らずのうちに侵入しやすい環境を作ってしまうのです。
気密性が高いと意図的に窓やドアを開けない限りは、空気や湿気は動きません。計画的に換気経路を作りやすく、住宅内を均一に換気できます。換気システムにフィルターを設置すれば花粉や汚染物質の侵入を防ぎながら、室内の空気を入れ替えることが可能です。
気密性を高めたときには換気が欠かせない
![部屋の換気とウイルス](https://hyasweb.com/images/store/article_content/resize_1360x/82ff8033c4f272088a0cfd5e242a38c4.webp)
換気は室内に溜まった汚れた空気を排出し新鮮な空気を取り入れるため、快適に暮らすためには必要不可欠です。とくに気密性の高い家では計画的に換気をしないと、新鮮な空気を取り込むことができません。そのため、気密性と計画換気はセットで考えると良いでしょう。
「R+house守山・多治見」では断熱・気密・換気の3つの要素がとても重要だと捉え、この3つの要素を高い水準で取り入れています。
気密性能を示すC値とは
![C値・UA値・Q値?](https://hyasweb.com/images/store/article_content/resize_1360x/00683ceb11782de9f2baff5c5d69ac0d.webp)
C値は「住宅全体の隙間面積(㎠)÷延べ床面積(㎡)」で算出できます。高気密ではない住宅の場合ですと10㎠/㎡程度の場合もあります。一方、高気密住宅を謳っている場合は1㎠/㎡以下を目安にすると良いでしょう。
なお、「R+house守山・多治見」では最低基準を0.5として高気密にこだわっています。
住宅の気密性を高めるポイント
![グレー調のキッチンと木目のダイニングと階段](https://hyasweb.com/images/store/article_content/resize_1360x/61133655d4d80bd1f3c3b65134e3e51b.webp)
・構造(鉄骨造・木造)
・窓の種類(縦すべり・引き違いなど)
・施工力(気密補修が行き届いているかなど)
まず、住宅の構造にどのようなものが使われているのか、工務店等が開催している構造見学会などで確認してみると良いでしょう。
鉄骨造は木造と比べて気密がとりにくく、気密性能を高めること自体が木造と比較すると難しくなっています。また、充填断熱の場合、断熱材を守るように気密シートや気密テープを貼りますが、タッカーでシートを留めることのできる木造とは異なり、鉄骨の上に木材を貼りその上に気密シートを貼る必要があります。その分手間がかかり、職人の技術にも左右されます。そのため、より住宅の気密性を重視したい場合は、鉄骨造より木造の方を選ぶということも重要になるでしょう。
また、気密性能には窓も大きく影響します。隙間が生じやすい引き違い窓や上げ下げ窓を少なくして、縦すべり窓や滑り出し窓、FIX窓を検討するだけでも気密性を高められます。
また、先述したように工務店の施工力も気密性に大きく影響します。住宅内に隙間を作らない高精度な施工ができているか、現場で確認してみてください。
気密測定を実施して気密性能を確認
![気密測定器](https://hyasweb.com/images/store/article_content/resize_1360x/b5c2fd8c846f1a0ad8eb9c982d438be2.webp)
気密測定には住宅が完成し入居前に実施する「完成気密測定」と断熱気密層ができた時点で行う「中間気密測定」の2種類があります。中間気密測定を実施していれば、十分な気密性を確保できるまで、調整しながら進めることができます。
岐阜県多治見市の気候やZEH地域区分
![グレーの壁に植栽が映える外観](https://hyasweb.com/images/store/article_content/resize_1360x/d7ed5656dbd1a4c40b8be84974e47d67.webp)
多治見市は2007年に最高気温40.9度を記録し、日本記録を更新しました。年間日照時間は2,000時間を超えており、自然光をふんだんに取り込んだ間取りを検討できます。
夏の暑さは厳しいですが冬は冷え込み、年間平均気温は15.2度です。暑さ対策だけでなく寒さ対策も必要なので、断熱性能や気密性が高い家が求められます。岐阜県多治見市の地域区分は「6」で、ZEHやHEAT20基準のUA値は下記の通りです。