長期優良住宅とは

長期優良住宅が導入される目的には、住宅のスクラップ&ビルドから脱却し、「いいものを作って長持ちさせる」「定期的な手入れで長く大切に使う」などが挙げられます。
「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」は、2008年12月5日に成立し、翌年6月4日に施行されています。
参考元:国土交通省「長期優良住宅のページ」
長期優良住宅の条件

耐震性
劣化対策
後世にわたり住宅の構造躯体の耐久性を維持し続けること。劣化対策等級3に加えて、床下などへの点検口の設置や床下に330㎜以上の空間を確保する必要があります。
維持管理、更新の容易性
構造躯体などに比べて耐用年数が短い配管や付帯設備について、維持管理や更新が容易に行えるようになっていること。
省エネルギー性
必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること。断熱等性能等級5以上且つ一次エネルギー消費量等級6が認定条件です。
住戸面積
75㎡以上(少なくとも一つの階の床面積は40㎡以上)。
居住環境
良好な景観形成と、居住環境の維持・向上に配慮されていること。
災害への配慮
長期優良住宅のメリットとデメリット

長期優良住宅のメリット
・所得税の住宅ローン控除枠の拡大
・不動産取得税の減税
・固定資産税の減免期間の延長
・フラット35Sが使える
・地域型住宅グリーン化事業の補助金の権利を受けられる
・地震保険の割引(耐震等級2で割引率は30%)がある
・不動産取得税の減税
・固定資産税の減免期間の延長
・フラット35Sが使える
・地域型住宅グリーン化事業の補助金の権利を受けられる
・地震保険の割引(耐震等級2で割引率は30%)がある
長期優良住宅のデメリット
・建築コストがアップする
・申請にコストと時間がかかる
最大のメリットは、税制優遇を受けられることです。
例えば2023年現在、住宅ローン控除は最大で13年間、年末のローン残高から0.7%が所得税若しくは控除しきれない分は住民税から還付されます。
新築一般住宅のローン対象額は、3,000万円までであるのに対し、長期優良住宅では5,000万円までとなっています。
また、不動産取得税も一般住宅の控除額は1,200万円であるのに対し、長期優良住宅の控除額は1,300万円となります。
他にも、固定資産税の減免期間が5年(従来の新築一戸建て住宅は3年)となるなど、税制面でのメリットがたくさんあります。
一方でデメリットは、認定基準を満たすためには耐震性、劣化対策、省エネ性能を上げるためのコストがかかることです。
また、長期優良住宅の申請にも費用がかかります。審査を行う所管行政庁によって費用は異なりますが、概ね5~6万円です。なお、施工した建設会社などが代理で申請を行う際に、申請代行手数料も発生します。
参考元:国税庁「認定住宅の新築等をした場合(住宅借入金等特別控除)」
参考元:国土交通省「認定長期優良住宅に関する特例措置」
参考元:東京都「不動産取得税における認定長期優良住宅の特例について」
>>岐阜県多治見市で注文住宅を建てるなら?住みやすさや気になるお金まわりの疑問を解決【総集編】
・申請にコストと時間がかかる
最大のメリットは、税制優遇を受けられることです。
例えば2023年現在、住宅ローン控除は最大で13年間、年末のローン残高から0.7%が所得税若しくは控除しきれない分は住民税から還付されます。
新築一般住宅のローン対象額は、3,000万円までであるのに対し、長期優良住宅では5,000万円までとなっています。
また、不動産取得税も一般住宅の控除額は1,200万円であるのに対し、長期優良住宅の控除額は1,300万円となります。
他にも、固定資産税の減免期間が5年(従来の新築一戸建て住宅は3年)となるなど、税制面でのメリットがたくさんあります。
一方でデメリットは、認定基準を満たすためには耐震性、劣化対策、省エネ性能を上げるためのコストがかかることです。
また、長期優良住宅の申請にも費用がかかります。審査を行う所管行政庁によって費用は異なりますが、概ね5~6万円です。なお、施工した建設会社などが代理で申請を行う際に、申請代行手数料も発生します。
参考元:国税庁「認定住宅の新築等をした場合(住宅借入金等特別控除)」
参考元:国土交通省「認定長期優良住宅に関する特例措置」
参考元:東京都「不動産取得税における認定長期優良住宅の特例について」
>>岐阜県多治見市で注文住宅を建てるなら?住みやすさや気になるお金まわりの疑問を解決【総集編】
長期優良住宅の申請方法

実際に申請をしたい場合は、住宅会社が代行して下記の流れで申請を行っていきます。
①建築・維持保全に関する計画を作成する
②技術的審査依頼を登録住宅性能評価機関に行う
③審査を経て「確認書」等の交付を受け、その後工事着工前に所管行政庁に長期優良住宅の認定申請を行う
④審査を経て「認定通知書」の交付を受ける。なお、建物は着工していても構わない
⑤工事が完了したら、所管行政庁に工事完了報告を行う
参考元:国土交通省「長期優良住宅のページ」
参考元:東京都住宅政策本部「新築する住宅について長期優良住宅の認定申請をする場合」
長期優良住宅の申請で最大のポイントは、工事着工前に認定の申請を行うことです。着工後では申請ができないので注意しましょう。
岐阜県多治見市の地域情報
岐阜県多治見市の気候
山々に囲まれた地形から近年夏場は高温になることが多く、2007年8月16日には最高気温40.9℃と、当時の日本最高記録を74年ぶりに更新しました。年間の平均気温は15℃前後ですが、夏は大変暑く冬は最低気温が-10℃に迫る日もあるなど、年間の寒暖差は比較的大きい地域です。
岐阜県多治見市のZEHの地域区分は「6」で、ZEHやHEAT20基準のUA値は下記の通りです。
参考元:多治見市の環境
>>優れた気密・断熱・耐震性能と品質
>>注文住宅で断熱を示すUA値や断熱等級とは?多治見市周辺の気候と断熱性能基準も
岐阜県多治見市のZEHの地域区分は「6」で、ZEHやHEAT20基準のUA値は下記の通りです。

参考元:多治見市の環境
>>優れた気密・断熱・耐震性能と品質
>>注文住宅で断熱を示すUA値や断熱等級とは?多治見市周辺の気候と断熱性能基準も
多治見市で注文住宅を検討するならR+house守山・多治見にお任せください

また、建築デザイナーと建てる家をコンセプトに外観にもこだわった家を施工しています。
多治見市で長期優良住宅を検討する際は、ぜひR+house守山・多治見にお問い合わせください。
>>長期優良住宅の建築事例もご紹介中~印象的な玄関とインナーテラスのある家~