妊娠期から中学校卒業までワンストップで利用できる市役所駅北庁舎
多治見市では、親子が良好な関係を築くことによって、子どもの健やかな成長につなげるための「親育ち4・3・6・3たじみプラン」を推進しています。「4・3・6・3」とは子育てのなかで節目となる、妊娠中から子どもが保育園に入る3歳までの4年間、保育園や幼稚園に通う3歳から6歳までの3年間、小学生の6年間、中学生の3年間を指しています。「親育ち4・3・6・3たじみプラン」はこの節目に応じて、一貫した支援を行っていくという取り組みです。
市役所における子育てサービスも「親育ち4・3・6・3たじみプラン」の取り組みにならい、駅北庁舎の3階フロアに子育て・教育関係の部署が集約されています。これによって、妊娠期から子どもが中学校卒業するまでのサービスを、すべてワンストップで利用することができるのです。子どもに関する相談や保育や教育に関する申請など、市役所に行くことも多い子育て世帯にとって、行政に相談しやすい環境があるというのは心強いでしょう。
子育て支援だけでなく不妊治療の助成も
妊娠期から子育て中まで、お金がかかることの多い子育て世帯ですが、自治体によって出産や子育てに関する助成金や手当が設けられています。多治見市では、子どもに対する助成だけではなく不妊治療の助成も行っているので、それぞれチェックしていきましょう。
出産・子育て応援給付金
多治見市では、国による「出産・子育て応援交付金」を活用した伴走型相談支援と経済的支援を実施しています。多治見市に妊娠届出をした妊婦を対象に5万円の出産応援給付金、出生した子ども1人当たり5万円の子育て応援給付金が給付されます。どちらも保健師や助産師との面談が必要となりますが、妊娠期や出産後など子育ての悩みがある時期にプロに相談ができるうえに、給付金まで支給されるのは、一石二鳥と言えるでしょう。
参照元:多治見市「出産・子育て応援給付金」
ていねいな乳幼児相談や医療費助成
多治見市では、2~3ヵ月の赤ちゃんを対象とした保健師や助産師による家庭訪問や、週に1回開催されている乳幼児相談が利用できます。慣れない育児で子どもの健康や発育について不安に感じることを、専門家に気軽に相談することができるので安心です。子どもの健康のためになにかと必要になる医療費も、子どもの出生時や転入時に申請することで、0歳から中学3年生まで助成されます。
参照元:多治見市「乳幼児相談」参照元:多治見市「赤ちゃん訪問」参照元:多治見市「子ども医療」
不妊治療助成事業
多治見市では少子化対策の推進のため、妊娠してからの子育て支援だけではなく、妊娠を望む夫婦へ不妊治療費の助成事業も行っています。不妊治療に関する助成事業は、人工授精にかかる費用を負担する一般不妊治療費助成事業と体外受精や顕微鏡授精にかかる費用が対象となる特定不妊治療費助成事業の2種類です。
一般不妊治療費助成事業では、不妊治療にかかる検査を開始した月から継続した2年間有効で、1年につき本人負担額の2分の1の額、上限5万円まで助成されます。特定不妊治療費助成事業は、岐阜県の特定不妊治療費助成事業への申請が必要となり、承認決定通知を受けた人が対象となります。助成額は岐阜県特定不妊治療費助成事業による助成を差し引いた額で、1年度につき10万円が上限です。
参照元:多治見市「一般不妊治療費助成事業」参照元:多治見市「特定赴任治療費助成事業」参照元:岐阜県「特定不妊治療助成事業」
はたらくパパママに嬉しいサポートも充実
仕事をしながら子育てをするパパママも多いでしょう。多治見市ではそんなはたらくパパママにありがたいサポートも充実しています。
多治見市ファミリー・サポート・センター
急な仕事や用事で子どもを預けたいけど頼れる人がいないという人もいるでしょう。そんなパパママを助けてくれるのが、多治見市ファミリー・サポート・センターです。ファミリー・サポート・センターは、子育ての手助けが必要な人とお手伝いしたい人が会員となって相互で援助するサービスです。多治見市ファミリー・サポート・センターは公的なサービスなので、素性が分からないベビーシッターに預けるよりも安心して子どもを預けることができます。理由に関わらず子どもを預かってくれるので、仕事や用事以外にもパパママが体調を崩してしまった時やリフレッシュしたい時にも利用できるのがありがたいポイントです。
病児保育利用には補助制度もあり
子どもは体調を崩しやすいものですが、急な体調不良で仕事が休めないといったこともあるでしょう。多治見市では病児・病後児保育の事業も行っています。回復期ではなくても症状が落ち着いている子どもを預かってくれる病児保育は市内に1ヵ所、回復期の子どもを預かってくれる病後児保育は2ヵ所あります。
さらに多治見市では、就学前の児童に対して、病児保育利用料の補助金があるというのもうれしいポイントです。多子世帯では全額負担、それ以外の世帯では1日2,000円を超した利用料の半額が補助されます。
参照元:多治見市「病児・病後児保育事業」
市内すべての小学校に放課後児童クラブがある
子どもが小学校に上がると、放課後に子どもだけで留守番をさせるのも不安があるでしょう。そんなパパママが安心して働けるよう、多治見市では市内の小学校すべてに「たじっこクラブ」という放課後児童クラブを設けています。たじっこクラブでは、放課後や土曜日、夏季休業中など、仕事で子どもの世話ができないパパママに代わって、遊びや教育、生活の場を提供してくれます。クラブのスタッフは教員免許を持つ経験豊富なコーディネーターが配置されているので安心です。
岐阜県の子育て支援もご紹介
ここからは多治見市で利用できる、岐阜県が行っている子育て支援についてご紹介していきます。
特典いっぱいの「ぎふっこカード」がもらえる
岐阜県内在住で妊娠中から18歳までの子どもがいる世帯がもらえる「ぎふっこカード」は、岐阜県が子育て支援の一環として行っている子育て家庭応援キャンペーン事業です。ぎふっこカードを持っていることによって、岐阜県内の協力企業や店舗を利用する時に割引やプレゼントなどの特典が受けられます。
例えば、ドラッグストアでベビー用品5%引きや、レストランで子どもドリンク無料など、子どもに関する特典だけではなく、信用金庫でローンの金利引き下げといった特典も!多治見市内でも利用できる店舗は350件以上あり、スマホからも利用できる電子ぎふっこカードもあるので便利で使いやすいサービスです。
子育て情報がすぐわかるポータルサイト「ぎふ子育て応援団」
「ぎふ子育て応援団」は岐阜県が県内の子育て支援情報や子育てに関した役立つ情報をワンストップで手に入れられる、ポータルサイトです。子育ての悩みなど相談窓口がまとまっているだけではなく、救急医療機関の案内や子育て中の就労支援情報もまとめてみることができます。また、ぎふっこカードが使える店舗の検索はもちろん、妊婦や赤ちゃん連れに優しい駐車場や授乳、おむつ替えができる施設を探すことも可能です。
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