名古屋市守山区とは?
名古屋市の東北部に位置する守山区。区内を矢田川や庄内川が流れ、東北にそびえる東谷山から西南にかけては丘陵地帯が広がり、起伏のある地形です。
緑や水が豊かな自然に囲まれた地域で、白沢渓谷、小幡緑地などの公園、東谷山フルーツパークや歴史の里しだみ古墳群ミュージアム、志段味スポーツランドなど、自然を生かした施設やレクリエーション施設もにぎわっています。金城学院大学や愛知県立大学などの文教施設もあり、子どもや学生の多い街です。
2018年には守山スマートインターチェンジが整備され、高速道路へのアクセスも良くなりました。名古屋市中心部へはJR中央本線で約16分と気軽に行ける距離で、通勤や通学にも便利です。
守山区は歴史や自然と、人の営みが調和した町づくりが進められている、住みやすい街といえるでしょう。
参考元:守山区「守山区の紹介」参考元:名古屋市東谷山フルーツパーク「公園について」参考元:歴史の里しだみ古墳群「歴史の里しだみ古墳群について」
公共交通機関の場所と特徴
守山区には名古屋鉄道瀬戸線の駅が5つあります。瀬戸線は栄町から尾張瀬戸駅まで続いているので、名古屋市内や尾張方面へ行く際に重宝する路線です。
JR中央本線の新守山駅は名古屋駅へ行くときや、新幹線を利用する際に便利。新守山駅周辺には商業施設・アピタパワー新守山店があり、飲食店も多く過ごしやすいでしょう。
名古屋市営バス、名鉄バス、ゆとりーとラインの乗り入れがあり、区内の広域を行き来できるよう路線が張り巡らされています。しかし、守山区は名古屋市内で唯一地下鉄がないエリアであり、バス停や駅から遠い場所も多く、車が必要と感じることが多いでしょう。
参考元:名古屋鉄道「瀬戸線」
主要地域への通勤の利便性
守山区は自然に囲まれた郊外に位置しながら、名古屋市中心部へのアクセスが良く、通勤にも便利な街です。前述したように、JR中央本線の新守山駅から名古屋駅までは約16分で到着します。名古屋鉄道瀬戸線を利用した場合は、小幡駅から栄町駅まで各駅停車で約16分、急行列車を利用すると約11分で行くことができます。
また中部国際空港セントレアまでは、守山スマートインターチェンジ付近から出発した場合、約50分で到着します。飛行機に乗る際も移動距離がそれほど長くなく、メリットといえるでしょう。
交通量の多い国道と特徴
守山区は名古屋市内では比較的落ち着いた環境ですが、交通量の多い道もあります。2015年度に名古屋市が実施した道路・街路交通情勢調査データを使用して守山区で交通量の多い道路を調べてみました。
まず一般国道19号沿いでは、守山区瀬古東2丁目地点の24時間交通量は50,216台。また 国道302号沿いの守山区小幡3丁目地点での24時間交通量は28,317台でした。名古屋市では一般国道302号線及び都市計画道路守山本線と名古屋鉄道瀬戸線との立体交差事業を進めており、喜多山駅付近で高架化が見込まれています。これが完成すれば、302号線の混雑や周辺の踏切での渋滞も緩和されるでしょう。
また、守山区小幡中2丁目付近の県道15号沿いは朝、夕の通勤時間帯に混み合います。道路沿いの商業施設が多い瀬古東地区や、小幡ICに近い小幡地区周辺の道路は守山区内でも比較的交通量の多い場所だと知っておくといいでしょう。
参考元:名古屋市「平成27年度名古屋市一般交通量概況 全国道路・街路交通情勢調査報告書」参考元:名古屋市「一般国道302号及び都市計画道路守山本通線と名古屋鉄道瀬戸線との立体交差事業」
駅前や国道沿いに家を建てる際の注意点
駅前や国道沿いに家を建てると、商業施設や公共施設へアクセスが良く買い物やお出かけに便利です。バスやタクシーも近所を通りやすい、といったメリットがあります。
しかし便利に暮らせる一方で気をつけたい注意点もあります。ひとつは車の振動や騒音対策です。交通量が多い道路では、振動や騒音、排気ガスが気になる場合があります。あらかじめどのくらいの騒音や振動がある土地なのか確認するのがおすすめです。
また便利な道路沿いの土地では、家の前の道路状況によって、お出かけの際にいつも渋滞に巻き込まれるという可能性もあります。便利さと不便さのバランスを考慮して、自分のライフスタイルに合った土地を探すようにしましょう。
>>守山区での土地探しで重要なことや注意するポイントは?詳しくはこちら
家づくりで必要な防音・騒音対策
家づくりには、家の音がなるべく外に漏れないようにする防音対策や、周辺の騒音をシャットダウンする騒音対策が必要です。木造住宅の防音、騒音対策には、高断熱・高気密の住宅を採用するのがおすすめ。気密性が高く、隙間の少ない家であれば、外からの音を壁で遮って、壁内の断熱材が音を吸収する役目を担ってくれます。
>>守山区での注文住宅の断熱方法やメリット・デメリットとは?詳しくはこちら>>守山区で注文住宅を建てる場合に気密性を高めるポイントとは?詳しくはこちらまた防音性の高い素材を選んで使うことも効果があるでしょう。外壁材はサイディング、タイル、コンクリートなどは防音性が高く、より室内に騒音を伝わりにくくしてくれます。道路に面する窓は複層ガラスにする、断熱材は音を吸収するものを選ぶなど、建材選びから工夫することで、道路沿いでも静かな環境をある程度叶えられるのです。
注文住宅を建てるべきおすすめエリア
守山区で家を建てる場合、通勤先はどこか、どんな場所に住みたいかでおすすめエリアが変わります。高速道路で静岡方面などに通勤する方は、守山インターチェンジや小幡インターチェンジの付近が便利でおすすめです。
また、名古屋市中心部にお勤めであれば、栄町駅まで一本で行ける名古屋鉄道瀬戸線沿いの駅付近だと通勤に便利でしょう。
守山区北部の志段味エリアは、再開発が進み人口も増えている地域です。愛知県立大学の守山キャンパスや、愛知県内で唯一の国際バカロレア機構の正式認定校の名古屋国際学園もある文教地区です。コストコの守山倉庫店、東谷山フルーツパークや、志段味スポーツランドなどもあり、子育て中の方におすすめです。
>>名古屋市守山区の土地価格・相場は?今後の価格推移の予測や土地選びのポイントを紹介
名古屋市守山区で家を建てるならR+house守山・多治見へ
R+house守山・多治見は、創業以来愛知県や岐阜県に根差し、地域に貢献してきた歴史を元に、土地に合った家づくりを提供しています。高断熱・高気密に耐震等級3が標準であることに加え、建築家がデザインする理想の住宅を、手の届く価格で実現いたします。建材の仕入れの時間や手間を省く合理的な工夫とルール作りによって、コスト削減を実施。しかし、質を下げるのではなく、お客様の個性が出る家づくりを叶えています。名古屋市守山区で家づくりを考えている方はぜひ、お気軽にR+house守山・多治見までお問い合わせください。