守山区にある駅の中でも、小幡駅周辺エリアは土地の価格が高い傾向にあります。小幡駅は、繁華街の栄駅までのアクセスがよく、バスの利便性も高い駅です。また、小幡駅に併設されている駅ビルの「アクロス小幡OSプラザ」には、スーパーや100円均一ショップの他、内科や皮膚科といったクリニックも豊富にあるのが特徴です。
小幡駅から徒歩圏内の場所には、「名古屋市守山児童館」をはじめ、保育園や幼稚園なども充実しています。地元民の憩いの場にもなっている県営の都市公園「小幡緑地」もあり、子育て世代に人気のあるエリアでもあることから、土地の価格も上がるのでしょう。
参考元:土地代データ|名古屋市守山区2023年[令和5年] 基準地価参考元:名古屋市|歴史の里しだみ古墳群参考元:守山区「名古屋市:守山区の紹介(守山区)」参考元:愛知県「令和5年愛知県地価調査基準地一覧表」P.8>>名古屋市守山区は住みやすい?交通機関や家づくりで気を付けたいポイントをご紹介
注文住宅建築の平均世帯年収
2022年に国土交通省が発表した報告書によると、全国で注文住宅を初めて建てた世帯の平均年収は731万円です。そのうち、年収600~800万円の世帯が30.2%と最も多く、次いで年収400~600万円が26.3%を占める結果となっています。年収1,500~2,000万円になると、全体の5%にも満たしていません。
参考元:国土交通省「住宅市場動向調査報告書」P.47
注文住宅を建てるための予算と月々の住宅ローン返済額
注文住宅を建てるには、まず家にかけられる予算の把握が大切です。そのためには、自身の年収でどの程度の住宅ローンを組めるのかを確認する必要があります。確認する方法としては、「年収倍率」、「返済負担率」を用いると分かりやすいでしょう。
ここでは、国土交通省の報告書の中で割合の多かった年収600万円の世帯がローンを組んだ場合を例にあげてみます。
年収倍率からみる借入金額の適正値
年収倍率は、「物件購入価格が住宅ローンを契約する世帯の年収の何倍かを表した数値」です。金融機関においても住宅ローン審査の際に年収倍率を用います。借入金額の適正値は、一般的に年収の5~6倍と考えられています。年収600万円の世帯の場合、借入金額は3,000~3,600万円ほどが適正ラインとなるでしょう。
金融機関によっては、「年収倍率8倍までローン契約可能」とするケースもありますが、年収倍率8倍にすると月々の返済額も増えます。その後の生活に支障を与える可能性も考えられるため、現在の年収に加え、今後年収が減ることも視野に入れながら借入金額の設定を行う必要があるでしょう。
住宅金融支援機構が発表する「2022年度フラット35利用者調査」では、注文住宅の年収倍率は6.9倍となっていました。この平均値からすると、年収600万円の借入金額は、4,100万円程度が適正値といえます。
参考元:住宅金融支援機構「2022年度 フラット35利用者調査」P.12
返済負担率からみる、無理なく返せる住宅ローンの返済額
返済負担率とは、「収入に占める年間返済額の割合」のことをいいます。返済負担率が小さければ小さいほど、ゆとりをもってローン返済ができ、20~25%以下にするのが理想的といわれています。年収600万円で手取り月収38万円の場合、25%で計算すると、ローン返済にあてられるのは月に9.5万円ほどです。
また住宅ローンの金利には、固定金利選択型、変動金利型、全期間固定金利型とあり、金利によって月々の返済額も変わります。自分の年収から資金計画を立てて、無理のない返済額はどのくらいになるのか確認してみましょう。
>>名古屋市守山区の住宅ローン・金利まとめ!ローン選びのポイントも紹介
注文住宅にかかる主な諸経費
注文住宅の諸経費とは、土地代と建物代以外に支払う費用をいいます。注文住宅を建てる際は、諸経費を払うタイミングが何回かあり、その度に多額の諸経費が必要になります。なお、注文住宅の諸経費は住宅ローンに含むことができないため、現金を用意しておく必要があるので覚えておきましょう。
注文住宅にかかる諸経費は大きく分けると、土地購入に関する諸経費・家の新築に関する諸経費・住宅ローン利用に関する諸経費があります。
土地購入に関する諸経費
土地購入に関する主な諸経費は以下になります。
・印紙税
・不動産取得税
・登録免許税
・司法書士報酬
・仲介手数料 など
家の建築に関する諸経費
家の建築に関する主な諸経費は以下になります。
・地盤調査費用
・建築確認申請費用
・印紙税
・登録免許税
・不動産取得税
・司法書士報酬
・建築設計費
・地鎮祭、上棟式にかかる費用
・外構工事 など
住宅ローン利用に関する諸経費
住宅ローン利用に関する主な諸経費は以下になります。
・印紙税
・登録免許税
・司法書士報酬
・ローンにかかる手数料、利息
・ローン保証料
・団体信用生命保険料
・火災保険料、地震保険料 など
適正コストで建てられる住宅のクオリティ
注文住宅は、予算に応じて実現できる住宅のクオリティが大きく変わります。
建築費1,000万円台の場合
予算としては相場よりも低くする必要があります。建物の形状や材料など、無駄を極限まで省いてシンプルな一戸建てにするケースがほとんどでしょう。
建築費2,000万円台の場合
2,000万円台の予算になると、部分的にこだわった素材や最新式の設備導入など、1,000万円台の予算では諦めなくてはいけなかった点を実現できる可能性が高まります。
建築費3,000万円台の場合
3,000万円台の予算ともなると、建物構造や間取り、外構など、さまざまな点で希望する一戸建てを建てられるでしょう。
名古屋市守山区は、自然豊かなエリアが多くあります。そんな守山区で自然を感じられるオープンな注文住宅を建てるには、3,000万円台の予算があると、理想の家づくりをするための希望を叶えやすくなるでしょう。
注文住宅を建てる時のコストを抑える3つのポイント
家づくりをする際、「あれもしたい、これも取り入れたい」と、希望だけを盛り込んだ結果、予算オーバーしてしまう場合もあります。ここでは、注文住宅を建てる時のコストを抑えるポイントを紹介します。
ポイント1:建物の形
建物の形は凹凸の多い複雑な形にすると、外壁の面積が増えてしまい材料費がかかってしまいます。そのため、上から見た時の形が正方形や長方形になるようなシンプルな建物構造が、施工面積が狭くなり建築費用を抑えられるでしょう。
ポイント2:間取り
部屋数を減らす・廊下をなくす間取りにすることで、間仕切りやドアを減らせるため材料費を抑えられます。また、キッチンや浴室、トイレなどの水回りをまとめると、配管などの水道工事費を安くできます。
>>多治見市・名古屋市守山区での注文住宅の間取りはりんご型がおすすめ!住みやすい家づくりのポイント
ポイント3:設備
家電や照明を自分たちで購入して準備するのもコストを抑えるポイントです。メーカーが用意するエアコンなどの家電や照明設備は、割高な場合があります。そのため、自分たちで準備できるものは何か調べておくのもいいでしょう。
名古屋市守山区での家づくりをする際に外せないポイント
守山区のある名古屋市は、比較的穏やかな気候とされています。しかし、夏の平均湿度が70%を超すことも多く蒸し暑い日が続く場合も考えられるほか、冬は、「伊吹おろし」といわれる冷たい季節風が吹きます。
名古屋市守山区は、季節により厳しい面もあるため、「夏は涼しく・冬は暖かい」高断熱な家づくりを目指すのがおすすめです。
参考元:名古屋市「地形と気候」>>注文住宅で断熱を示すUA値や断熱等級とは?名古屋市守山区周辺エリアの気候も解説
名古屋市守山区で注文住宅を建てるならR+house守山・多治見へ
注文住宅を建てる際は、予算や住宅ローンについて考える必要があります。自分たちの希望を盛り込めるのが注文住宅のメリットではありますが、予算をあいまいにしていると、あっという間に予算オーバーしてしまうでしょう。
そのような注文住宅のトラブルを回避するためにも、地域の相場に詳しく、手の届く価格を実現してくれる地域密着型の住宅会社を選ぶことが大切です。
R+house守山・多治見では、「メーカー直接発注システム」を導入しています。そのため、部材仕入れのムダなコストの大幅カットに成功しています。コスト面を配慮しつつ、自分の理想を取り入れた家づくりをしたいと考えている方は、お気軽にR+house守山・多治見までご相談ください。